アラジンと魔法のお買い物

本棚から引っ張り出して読んだら、やっぱり面白かったので、ここで紹介します☆
乙女のカリスマ作家・嶽本野ばらさんのエッセイ
「アラジンと魔法のお買い物」です。
これは、野ばらさんの個人的なお買い物を綴っただけのエッセイなんだけれど、
その趣味の数々を通して、1つ、切実に訴えかけてくるものがあるのです。
紹介されている商品は、たとえばキャンドル、シャンデリア、天蓋付きベッド、
鍵、杖、万華鏡などなど・・・クラシカルです。
野ばらさんは、何でも便利・お手軽に済んでしまう今の時代に
警鐘を鳴らしているのではないでしょうか?
たとえば、今はキャンドルなんて使わずとも、明るい電気があるし、
鍵も、ホテルなどでは、カード1枚に変わってしまいました。
便利なんだけれど、ちょっと、情緒がないんじゃないの!?と、
野ばらさんの美意識は言うのです・・・
そして、本当に愛しいのは、手間隙のかかるものだと。
100円ショップで生活用品のほとんどがそろってしまう今、
身の回りにあるものを大事にできているだろうか?
これがあるだけで、ちょっと幸せになれるという物を選んでいるだろうか?
便利で安ければ何でもいい、というのは、逆に、ゴミ捨てが有料化されている
時代を考えても、むしろアウトオブデイトなのかもしれません。
多少値が張っても、くだらないものを買うよりは、愛せるものを買おう!と
この本を読むと思うんです☆







